確固たる予想方針を貫く道への扉

自分が思った通りに、一年間自分の理論を貫いて当初
用意した予算を執行して、馬券を買い続けることは並大抵ではない。

何度も何度も繰り返し迷い込む。
大多数の投票者とは異なる心理状態のもと、
一貫した方針を持ち続けることができなければいけない。

良い心構えがあれば、必ずやって来る連敗を受け止められる。
自分なりの方法を確立し、見送りレースと、買いのレースを明確に
分けることができるのではないかという状況まできても、
さらにもう一つ上るべき階段がある。

規律と集中力と自信。マインド、マネー、メンタル。

プラスを維持することの本当の意味
必要な技術と心理状態。この全てを揃える事がいかに困難か。

リスクを取りつつも、そのリスク(予想だにしない連敗、
後一歩で届かない、ありえないような不利、落馬、
騎乗ミス等々)を許容する姿勢の確立が必要。

週単位、開催単位での敗北、予想が間違いであると思わせるような
結果の出現は、人間として非常に受け入れがたい状況を作り出す。

とてもこんなんであるが、リスクを受け入れることのできる
心理状態を作り出せるか。
これこそが、当たり前のようで最も難しい入手困難なチケット。

偶然の一時的勝利は勝利ではない。