オッズは感情で動く。

あんまり学術的過ぎて、嫌悪感示す人いるでしょうが、
馬の本が一段落した後は、「行動経済学」の本にはまってます。

難しい本も多いんですが、結構競馬と関係が深いですよ。
つまり、知っている人には釈迦に説法ですが、

人間は合理的な存在であるということを前提に色んなモノを
考えていた経済学ではなく、(まあ、一種のマーケティング
みたいなものですが)
人間が自分の感情やその場の他人の意見に流されながら
意思決定する(馬券の買い目を変えてしまう)弱い生き物で
ある事を前提にして、人間がどのようなときにどんな選択ミスを
犯しがちなのかを大量のデータによって実証して、
常識をかえていこう!それを実際の法律やら商売やらに
活かしていこう!という学問です。

例えば、昇級戦だったらなんか馬券買いたくなかったり、
マイナーな種馬だったら、よく調べもせずにフジキセキ
タキオンを優先したり、そして外れても人間ついつい
(自分ももちろんその一人です)自分を正当化しちゃうので。

今日は、雨降ったから京都ではしっかり雨血統を探しとけばなあ
と思いました。ただでさえ荒れる冬の京都の馬場で先行する和田
騎手なら、メジロブライト産駒の単複の絶好の買い時でした。